【阪神牝馬ステークス2020】データ分析 〜競馬予想〜
今日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は4月11日(土)に開催される阪神牝馬ステークス(GⅡ)の過去10年データ分析・予想をしていきます。
桜花賞(GⅠ)・ニュージーランドトロフィー(GⅡ)のデータ分析もアップしています。是非ご覧ください!
※当ブログでは主に複勝率を重視します。
2020年4月11日(土曜)阪神牝馬S(GⅡ) 阪神 芝1600m
☆枠順確定(2020/04/10更新)
枠 馬番 馬名
1 1 テーオービクトリー
1 2 サウンドキアラ
2 3 メジェールスー
2 4 ビーチサンバ
3 5 リバティハイツ
3 6 ノーワン
4 7 プールヴィル
4 8 ブランノワール
5 9 シャドウディーヴァ
5 10 ディメンシオン
6 11 シゲルピンクダイヤ
6 12 トロワゼトワル
7 13 ダノンファンタジー
7 14 アマルフィコースト
8 15 スカーレットカラー
8 16 サトノガーネット
過去10年1着馬の通過順
以前は内回り1400mのコースで行われていたが、2016年から1600mのコースに変更されたこともあり、ここ数年は少し傾向が変わっていると考えられる。ここ4年間の勝ち馬は中団より前の位置につけていたことが分かる。
①人気
上位人気馬での決着が多くなっているが、小波乱もよくあるのがこのレースの特徴になっている。中穴馬にも注意しておくと良いだろう。
②枠順
桜花賞でも傾向としてあらわれているように、阪神1600mのコースでは内枠が不利を受けやすくなっている。実力馬でも内枠に入った場合には少し割り引くことも考えるべきだろう。
③脚質(四角での位置取り)
過去10年のデータとしては先行馬の好走率が高くなっているが、2016年以降は中団付近に位置している馬の好走が目立つようになっている。差し馬にも注意しておく必要がありそうだ。
④馬齢
4歳馬の好走率が非常に高くなっている。今回の登録馬のうち4歳馬はシゲルピンクダイヤ、シャドウディーヴァ、ダノンファンタジー、ノーワン、ビーチサンバ、ブランノワール、プールヴィルである。これらの馬には注目しておきたい。
⑤騎手
騎手別の成績をみると、特別成績が抜けている騎手は見られないように感じる。今回のレースでは騎手による判断は難しいかもしれない。
⑥血統(父)
桜花賞と同様にディープインパクト産駒が安定して好成績を収めている。今回の登録馬でディープインパクト産駒はサウンドキアラ、サトノガーネット、ダノンファンタジー、ディメンシオンである。これらの馬には要注目だ。
⑦前走
データは少ないが、前走東京新聞杯組が好走している。また、京都牝馬S組、うずしおS組も好走している。このことから、今年に入って1度レースに出走している馬を中心に考えるべきだろう。
《考察》
今年出走していない馬はスカーレットカラー(前走有馬記念)、ダノンファンタジー(前走秋華賞)、トロワゼトワル(前走ターコイズS)である。この3頭の扱いには気をつけたい。
まとめ
ここまでは阪神牝馬ステークスをさまざまな要素に分けて分析してきたが、どの要素を重視するかは人それぞれである。そして、私の注目馬は次のようになる。
注目馬
サウンドキアラ
前走京都牝馬S1着。今年に入って重賞2連勝とその実力を示している。特に、前走京都牝馬Sで今回もライバルとなる馬に勝っていることが大きい。ここでも勝ってこの先の主役候補となれるか。
ダノンファンタジー
前走秋華賞8着。昨年は牝馬クラシックの主役候補とみられていたが、GⅠのタイトルを取ることは出来なかった。特に、桜花賞・秋華賞では1番人気に支持されながら期待に応えられなかった。この2戦のトライアルであるチューリップ賞、ローズSでは1着となっているようにダノン軍団は前哨戦にはめっぽう強い。となるとここでも勝つのはこの馬か?
スカーレットカラー
前走有馬記念15着。前走の有馬記念は近年稀に見る豪華メンバーだったため、この結果も仕方ないと言えるだろう。しかし、昨年のクイーンSや府中牝馬Sで見せた鋭い末脚を出すことができればこの馬にもチャンスはあるだろう。