【高松宮記念2020】データ分析 〜競馬予想〜
今日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今週も引き続き無観客での競馬開催が発表されましたが、いよいよ春のGⅠシーズンがスタートします!
今回は今週末開催される高松宮記念(GⅠ)の過去10年データ分析を行なっていきます。
※当ブログでは主に複勝率を重視しています。
2020年3月29日(日曜) 高松宮記念(GⅠ) 中京 芝1200m
☆枠順確定!!
枠 馬番
1 1 ステルヴィオ
1 2 アウィルアウェイ
2 3 ダイアトニック
2 4 ティーハーフ
3 5 ラブカンプー
3 6 ダノンスマッシュ
4 7 グルーヴィット
4 8 グランアレグリア
5 9 タワーオブロンドン
5 10 アイラブテーラー
6 11 クリノガウディー
6 12 セイウンコウセイ
7 13 ダイメイプリンセス
7 14 モズアスコット
7 15 ナックビーナス
8 16 モズスーパーフレア
8 17 シヴァージ
8 18 ノームコア
①人気
勝率・連対率・複勝率ともに上位人気が高い数字となっている。特に、ここ10年で6番人気以下の馬が1着に来たことはない。このことから上位人気馬がしっかりと結果を残していることが分かる。
《考察》
当日はタワーオブロンドン、ダノンスマッシュ、グランアレグリアが人気を分け合うことが予想される。やはりこの3頭がレースの中心になる可能性は高いと考えられる。
②枠順
上の表から勝率・連対率・複勝率のどれをとっても外枠よりも内枠が好成績を残していることが分かる。人気馬でも外枠に入った場合はアテにならないかもしれない。
《考察》
上位人気が予想される馬は比較的内側の枠に入った。ダイメイプリンセス、モズアスコット、ナックビーナス、モズスーパーフレア、シヴァージ、ノームコアといった外枠に入った馬は厳しい戦いとなることが予想される。
③脚質(四角での位置取り)
基本的には先行した馬が好成績を残している。特に、勝ち切る馬は先行勢が圧倒的である。ただし、四角で先頭にいる馬は苦しい結果となっている。
《考察》
ダノンスマッシュ、グランアレグリアといった人気馬に加え、セイウンコウセイ、ナックビーナス、モズスーパーフレアなどの馬が先行策を取ると予想される。これらの馬が穴をあけることも十分に考えられるので注意だ。
④馬齢
5歳馬が優秀なら成績を残している。また、7歳以上の馬は明らかに成績が落ちているので、過去のデータを重視する人は7歳以上馬を割り引いたほうが良さそうだ。
《考察》
5歳馬はステルヴィオ、ダイアトニック、ラブカンプー、ダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、モズスーパーフレア、シヴァージ、ノームコア。
一方、7歳以上に該当するのはティーハーフ、セイウンコウセイ、ダイメイプリンセス、ナックビーナス。
データを重視する人は1つの参考データになるだろう。
⑤性別
性別による違いだが、牝馬にとっては苦しい結果となっている。
《考察》
このレースの出走馬のうち牝馬はアウィルアウェイ、ラブカンプー、グランアレグリア、アイラブテーラー、ダイメイプリンセス、ナックビーナス、モズスーパーフレア、ノームコア。
これも1つの参考データになるだろう。
⑥騎手
騎手の過去10年成績をみると、岩田康誠騎手、福永祐一騎手が好成績を残している。また、上記の表に名前のない騎手はここ10年で複勝圏内に来ていないので、少し割り引くと良いかもしれない。
《考察》
今年、岩田康誠騎手はグルーヴィット、福永祐一騎手はタワーオブロンドンに騎乗する。
軸としてタワーオブロンドン、穴候補としてグルーヴィットをおさえておくと良いかもしれない。
⑦血統
血統をみると、アドマイヤムーンを父にもつ馬が好走しているが、その他の産駒はあまり明確な特徴がない。
また、今年の高松宮記念にはロードカナロア産駒か多数出走予定となっているが、ロードカナロアは2017年に種牡馬としてデビューしたばかりのため、過去のデータが少ない。ただ、ロードカナロアが短距離レースで大活躍したことを踏まえれば、ロードカナロア産駒がこのレースに適正があると考えるのが自然だろう。
《考察》
今年の出走馬のうちアドマイヤムーン産駒はセイウンコウセイのみ。穴候補として考えられるだろう。
ちなみにロードカナロア産駒はステルヴィオ、ダイアトニック、ダノンスマッシュ、グルーヴィット。これらの馬の結果次第で今後のロードカナロア産駒の評価が定まっていくだろう。
⑧前走
高松宮記念の前走としては主にオーシャンS、阪急杯、シルクロードSの3つをステップとしてくる馬が多い。この中でも特にシルクロードS組の成績が抜けている。前走シルクロードSで好走した馬は要チェックだ。
《考察》
前走シルクロードSの馬はアウィルアウェイ(1着)、セイウンコウセイ(5着)、モズスーパーフレア(4着)。穴候補としてこれらの馬を考えてみても良いだろう。もちろん前哨戦オーシャンSを勝ったダノンスマッシュも要注目だ。
まとめ
ここまで高松宮記念をさまざまな要素に分けて分析してきたが、どの要素を判断材料とするかは人それぞれである。私が特に注目するのは②枠順、③脚質、⑦血統、⑧前走である。
そして私の予想は次のようになる。
◎ダノンスマッシュ
前走オーシャンS1着。前哨戦でライバルのタワーオブロンドンに勝ったことを評価。3枠6番をとれたことも大きく、先行策をとれば大きく崩れることはないと予想。念願の初GⅠ制覇へ!
○グランアレグリア
前走阪神カップ1着。休み明けのレースでは好走が続いていることからここでも実力を発揮できると予想。懸念点は週末の天気次第で道悪になる可能性があることか。
▲セイウンコウセイ
前走シルクロードS5着。血統的にもこのレースに相性の良いアドマイヤムーン産駒であり期待できる。先行策で3着以内に残ることも大いに考えられるのではないか。
△アウィルアウェイ
前走シルクロードS1着。好走例の多いシルクロードSから高松宮記念というローテーションはプラス材料。休養十分だろう。内枠を引いたことも好材料。穴馬候補となるだろう。
×ナックビーナス
前走オーシャンS2着。近走で好走が続いていることを評価。過去の高松宮記念で馬券内に来たこともあり期待できる。ただ、外枠に入ったことはマイナス要素か。
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