【天皇賞(春)2020 予想】過去データ分析・傾向
今日も当ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は5月3日(日)に開催される天皇賞(春)(GⅠ)の過去10年データ分析・予想をしていきます。
※当ブログでは主に複勝率を重視します。
2020年5月3日(日曜)天皇賞(春)(GⅠ)京都 芝3200m
☆枠順確定
枠 馬番 馬名
1 1 モズベッロ
2 2 エタリオウ
3 3 トーセンカンビーナ
3 4 ダンビュライト
4 5 ミッキースワロー
4 6 スティッフェリオ
5 7 ユーキャンスマイル
5 8 キセキ
6 9 ミライヘノツバサ
6 10 メロディーレーン
7 11 メイショウテンゲン
7 12 シルヴァンシャー
8 13 ハッピーグリン
8 14 フィエールマン
過去10年1着馬の通過順
過去10年の1着馬をみてみるとゴールドシップ、キタサンブラックなど多くの名馬がこのレースを勝利している。そして、3コーナー・4コーナーでの通過順をみてみると後方の馬が届くケースは極めて少ないということができる。
天皇賞(春)過去10年データ分析
①人気
1番人気の複勝率が低くあまり信頼度が高くない。一方で2番人気・3番人気は好成績を収めており、上位人気が不振というわけではなさそうだ。穴馬もコンスタントに馬券に絡んでおり、一発を狙うのも良さそうだ。
②枠順
データでもみられるようにこのレースは内枠が有利となっている。特に、13番より外の枠に入った馬の勝利がここ10年ではないことに注意しておきたい。
③脚質(四角での位置取り)
圧倒的に逃げ・先行の馬が好成績を残している。特に、ここ10年で4コーナーを13番手以降で通過した馬が馬券に絡んだことはなく、前の馬が残りやすいということを頭に入れておきたい。
④馬齢
馬齢別の成績をみるとどの年齢も同じような成績となっており、特にこれといった特徴は見当たらない。
⑤性別
牡馬を中心に考えるべきだろう。
⑥騎手
騎手の成績をみると、武豊騎手がかなりの好相性となっている。このレースで武豊騎手はキセキに騎乗することになっており、目が離せない。
⑦血統(父)
ステイゴールド産駒が高い勝率を誇っておりこのレースとの相性が良さそうだ。今年の出走馬のうちステイゴールド産駒はエタリオウ、スティッフェリオとなっている。
⑧前走
前走阪神大賞典・日経賞の馬が大半となっており、やはりここを中心に考えるべきだろう。前走阪神大賞典組はキセキ、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、メロディーレーン、ユーキャンスマイル。前走日経賞組はエタリオウ、スティッフェリオ、ミッキースワロー、モズベッロである。
まとめ
ここまでは天皇賞(春)をさまざまな要素に分けて分析してきたが、どの要素を重視するかは人それぞれである。そして私の予想は次のようになる。
予想
◎キセキ
前走阪神大賞典7着。前走、前々走とスタートで出遅れており、特に前走の阪神大賞典では致命的な出遅れとなった。しかしながら、スタートが上手くいき前での競馬ができれば古馬王道路線でも好成績を収めてきている。今回は鞍上が天皇賞に滅法強い武豊騎手になったこともプラス材料である。奇跡の復活劇に期待したい。
○ユーキャンスマイル
前走阪神大賞典1着。前哨戦の阪神大賞典では上がり最速で完勝。近走では好走が続いており、大崩れする可能性は低いと考えられる。懸念点は騎乗が予定されていた岩田康誠騎手が先週の落馬事故により乗り替わりとなってしまったことであり、これがどう影響するかがカギとなる。
▲ミッキースワロー
前走日経賞1着。こちらも近走は好走続きであり、前哨戦でも勝利してきている。まともにレースを進めることができれば馬券内の可能性はかなり高いのではないだろうか。
△フィエールマン
前走有馬記念4着。昨年のこのレースの覇者であり、京都の3000m以上のレースでは強さを発揮している。ただ、昨年の有馬記念以来の出走ということもあり間隔が空いていること、そして大外枠に入ったことが懸念点だ。
×トーセンカンビーナ
前走阪神大賞典2着。近5走は上がり最速を記録しており初めての重賞となった前走阪神大賞典でも2着となるなど能力の高さを見せている。あまり人気にならなかった場合は穴馬候補として押さえておきたい。